

「受け口だから手術が必要と言われた」「矯正は難しいと感じて治療を諦めていた」。
そのようなお悩みを抱える方もいらっしゃいます。
今回は、20代の大学生男性が、受け口と下の前歯の隙間を改善したいというご希望で来院された症例をご紹介します。
精密検査の結果や患者様のご希望を踏まえ、外科処置は行わず、マウスピース矯正(Invisalign)による治療を選択しました。本症例は、約2年間にわたり非外科的な矯正治療を行った一例です。
患者様は20代の大学生男性で、「受け口が気になる」「下の前歯に隙間があることが気になる」というお悩みで来院されました。
学生時代にも矯正治療を検討されたことがありましたが、部活動や受験を優先されたため、本格的な治療は大学入学後に始めたいと考えられていました。
初診時の診断は下顎前突で、下の歯が上の歯より前に噛み合う「受け口」の状態でした。また、下前歯には隙間が認められ、歯並びだけでなく噛み合わせにも改善が必要な状態でした。
精密検査の結果、この症例では、外科的矯正(骨切り手術)が最も適した治療方法と考えられました。そのため、まずは外科的治療についてご説明しましたが、患者様は手術を希望されませんでした。
外科処置を行わない場合でも、すべての下顎前突に同じ治療方法が適応となるわけではありません。当院では、セファロ分析(頭部X線写真を用いて骨格や歯の位置、噛み合わせのバランスを分析する検査)をはじめとした精密検査を行い、一人ひとりに適した治療ゴールを設定したうえで、治療方法を検討しています。
そのため今回は、患者様が手術を希望されないことを踏まえ、外科処置を行わない中で最も適した治療方法をご提案しました。
その治療方針に基づき、非抜歯でマウスピース矯正(Invisalign)を行い、顎間ゴム(上下の噛み合わせを調整するために使用するゴム)やアタッチメント(歯の表面に装着し、歯を効率よく動かすための小さな補助装置)を使用しながら、歯の動きを細かくコントロールする治療計画としました。
治療は、マウスピース矯正(Invisalign)を用いて約2年間行いました。
アタッチメント(歯の表面に付ける小さな補助装置)や顎間ゴム(上下の噛み合わせを調整するために使用するゴム)を使用しながら、治療計画に沿ってマウスピースを交換し、歯並びと噛み合わせを整えていきました。
定期的に歯の動きを確認しながら必要な調整を行い、約2年間で治療を終了しました。
この症例では、外科処置を行わず、マウスピース矯正(Invisalign)によって歯の位置や噛み合わせをコントロールしました。
約2年間の治療により、下の前歯の隙間が閉じ、歯並び全体が整いました。また、前歯の噛み合わせが変化し、受け口の状態から正常に噛み合う状態となりました。
手術を行わずに治療を終えられたことに安心されたご様子でした。
また、長年気にされていた受け口や下の前歯の隙間が整ったことで、口元を気にすることが少なくなり、以前より自然に笑えるようになったとのことでした。
下顎前突(受け口)は、骨格や歯並びの状態によって適した治療方法が異なります。そのため当院では、セファロ分析(頭部X線写真を用いて骨格や歯の位置、噛み合わせのバランスを分析する検査)をはじめとした精密検査を行い、一人ひとりの状態に合わせて治療ゴールを設定しています。
当院では、2,000症例以上の矯正治療を行ってきた経験をもとに、見た目の美しさだけでなく、噛み合わせや将来のお口の健康まで見据えた治療計画をご提案しています。
また、舌側矯正(裏側矯正)やマウスピース矯正(Invisalign)を中心に幅広い治療方法に対応しているため、患者様のご希望やお口の状態に応じて、一人ひとりに適した治療方法をご提案しています。
執筆・監修者

院長:平野 琢起
まずはしっかりとお話を聴き、治療は相談してから
来院されてすぐに治療を始めるのではなく、まずは不具合の出ているところの症状などをしっかりとお伺いする時間を設けております。
治療にはどのような選択肢があり、どのようなリスクやメリットがあるのか。
それぞれの治療のリスクやメリットについてご説明させていただき、どのような治療を行うかを患者さんと相談したうえで決めていきます。
国内・国外で研鑽を積んだドクターが対応
当院は国内・国外で最新の治療を学び、地元箕面にてその技術を提供しています。
当院では、経験豊富な専門ドクターが一人ひとりに合わせた丁寧なカウンセリングを行い、最新の技術で最善の治療を提供いたします。
