平野歯科コラム

痛くなってからでは遅い!?~お口の健康の分岐点2~

2020.01.21

こんにちは。歯科医師の川嵜です。
今回は、歯周病の予防がなぜ大切なのか?具体的な例をあげて説明していきます。

歯周病の恐ろしい点は自覚症状に乏しいまま進行し、完治が難しい慢性炎症疾患であるという事です。私達の口の中には、600から700種類の細菌や微生物が生息しており、その数は1000億から6000億と言われています。

細菌の一部は歯の根っこの表面にこびりつき、膜状の構造物(バイオフィルム)を形成します。一度形成されたバイオフィルムは歯ブラシでの除去は不可能です。しかも、細菌は自分で分裂して増殖しながら毒素を出します。これらが原因で、歯の周りの組織に炎症が起こり、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまうのが歯周病です。

骨が溶けて歯がグラグラになると、噛み合わせの力に耐えられなくなった歯は抜けてしまいます。こうなる前に、歯の表面にこびりついた細菌や毒素を徹底的に除去することで歯周病を予防することができます。そのためには痛みなどの自覚症状が無くても、定期的に歯科医院を受診して、歯磨きで除去しきれない細菌を除去する事が大切です。

歯周病が急速に進行する30代~50代にかけて、歯科医院での定期検診でしっかりと歯周病を予防する事で、人生の後半で美味しく食事ができる幸せを手に入れる事ができ ます。歯や歯茎が痛くなる前に、歯科医院での定期検診を受診しましょう!

イラスト引用元 日本訪問歯科学会様

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