平野歯科コラム

歯周病がアルツハイマー型認知症に関与!?

2020.02.04

こんにちは。歯科医師の川嵜です。

皆さんの大切なご家族に、認知症を発症されている方はいらっしゃいませんか?
厚生労働省の2015年1月の発表によると、日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されています。今後も患者数は増加の一途を辿りそうです。認知症の予防は私達の健康を考える上で、極めて重要です。

中でも最も患者数の多いアルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβやタウタンパクというたんぱく質が異常にたまることで、脳の全体が萎縮して引き起こされると考えられています。(諸説あり)しかし、なぜそうしたたんぱく質が蓄積してしまうのかははっきりわかっていません。

最近、九州大学の武准教授らのチームは中国の研究グループと共同研究で、ヒトの歯周病の原因菌をマウスに投与したところ、肝臓にアルツハイマー型認知症の原因とされるアミロイドβが産生されていることを世界で初めて発見しました。詳細に知りたい方は以下のリンクから確認をお願い致します。
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/396

この研究成果から、武准教授らは「ヒト歯周病の歯茎からアルツハイマー型認知症の脳内老人斑成分が産生されることに大変驚きました。アルツハイマー型認知症の予防に口腔ケアはとても重要です。」と話されています。ご高齢のご家族にもしっかりと口腔ケアを施すことで、アルツハイマー型認知症を予防しましょう!

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