平野歯科コラム

歯ぐきからの出血はなぜ起こる?~歯肉炎と歯周病の違い~

2020.02.18

歯ぐきからの出血はなぜ起こる?
~歯肉炎と歯周病の違い~

こんにちは。歯科医師の川嵜です。
歯磨きをしていて、歯ブラシの毛先が赤くなっているという経験はありませんか?朝起きた時や、食事の際に自分の血の味を経験されたことはありませんか?

歯ぐきからの出血はあなたのお口が危険な状態にあるというサインです!お風呂で身体を洗っている時に、身体の表面から血が出てきたらすぐに病院を受診されますよね。目や耳が痒くてさわってたら、突然血が出てきたら同じように受診されると思います。お口の場合も同じように、歯ぐきからの出血というサインを見逃さず、歯医者さんで歯周病の治療を始める必要があります。

そもそも、なぜ歯ぐきから血が出るのでしょうか?歯と歯ぐきの境目には歯周ポケットと言われる溝が存在します。歯の周りに汚れや歯石がこびりつくと、歯周ポケット内に細菌が侵入し歯茎に炎症が起こります。炎症のある歯ぐきは出血しやすくなるため、歯ブラシの毛先が当たると出血します。このように、歯ぐきにのみ炎症が起こっている状態を歯肉炎といいます。逆に健康な歯ぐきには炎症が無いため、歯ブラシが当たっても全く出血しません。

歯ぐきからの出血を放置すると、歯ブラシが当たらなくても血が出るようになります。歯ぐきの炎症が酷くなると、歯と骨の間の歯根膜という組織や、歯を支える骨が破壊され、歯がグラグラ揺れてしまいます。この状態を歯周病と言います。歯周病を発症する前に、歯肉炎の治療を始める事が予防においては最も大切なのです。

歯ぐきからの出血に気がついたら、急いでお近くの歯医者さんを受診しましょう!歯肉炎の治療を行い、歯周病を予防して出血のない健康な歯ぐきを手に入れましょう!

イラスト引用元 http://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/070/040/01.html様

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