平野歯科コラム

喫煙と歯周病の関係

2020.04.07

こんにちは、歯科衛生士の中村です。
今回は、喫煙と歯周病の関係についてのお話です。
タバコはなぜ歯周病に影響があるのでしょうか。
タバコの煙には、4000もの化学物質が含まれています。そのうちニコチンや発がん性物質などの有害物質が200とも言われています。
タバコの煙や成分は、お口の中の粘膜や歯肉から吸収されて、血管を収縮させ血流量を減少させます。
すると、血液循環が悪化した歯肉は十分な酸素がいきわたらなくなり、歯周ポケットの中で細菌が繁殖しやすくなります。
喫煙者の場合、血行不良により歯肉の腫れや出血が抑えられるので、歯周病にもなります。
そして、歯周病の治療後の効果が低いことも問題です。
ですが、逆に禁煙することで、改善していくことも分かっています。
禁煙すると、歯肉の状態が回復して歯周病のリスクが低下し、治療効果が上がることが明らかになっています。進行した歯周病であっても禁煙は有効なので、禁煙を始めるのに遅いことはありません。
最近では、加熱式のタバコもみられるようになりました。副流煙が少ないことや、においを気にする方に人気だったり、デザイン性にも優れています。
しかし、加熱式のタバコにも有害物質は含まれており、血液循環の悪化や歯周組織に悪影響を及ぼすことに変わりありません。
禁煙して、歯周病が繁殖しにくい環境にするための正しい歯みがきを行い、定期的な検診を受けて、健康的なお口を保っていきましょう。

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