平野歯科コラム

キシリトールでむし歯を予防しよう

2020.07.21

こんにちは、歯科衛生士の中村です。

今回はキシリトールについてのお話です。

キシリトールって歯に良いという印象を持っていると思います。

今回はキシリトールの素晴らしい効果についてお話したいと思います。

まずは、原料と特徴についてです。

 

 

☆原料☆

キシリトールは白樺やカシなどの樹木、とうもろこしの芯などからとれる天然素材の甘味料です。

果物や野菜(カリフラワー、いちご、ラズベリー、ほうれん草など)にも含まれます。

 

☆特徴☆

砂糖と同じ甘さで、カロリーはキシリトールの方が低いです。

お口の中の温度を下げるので、爽やかな冷感があるのが特徴です。

 

 

 

そして、キシリトールのむし歯の予防効果の説明です。

 

 

☆むし歯菌(ミュータンス菌)をコントロール☆

キシリトールを食べ続けると、ミュータンス菌の数がどんどん減り、1年後には半分以下に減少します。

 

また、ミュータンス菌を弱らせる効果があります。

ミュータンス菌には、むし歯を作りにくい善玉菌と、むし歯を作りやすい悪玉菌との2種類があり、

キシリトールは悪玉菌を弱らせる力があるため、むし歯になりにくい状態になります。

 

 

☆歯を溶かす酸はゼロ☆

むし歯の原因は、歯が酸で溶かされることです。

ミュータンス菌は糖分から酸を作り、歯を溶かしていきます。

ですが、キシリトールからは全く酸を作れないのです。

 

 

 

 

ミュータンス菌の数が減り、弱らせる力があり、むし歯の原因である酸を作れない、

           ↓

「むし歯になりにくくなる」お口になります。

 

 

 

 

 

 

キシリトールは、妊娠中の方や、矯正中の方、糖尿病の方にも効果があります。

 

 

☆妊娠中の方☆

妊娠6ヶ月のお母さんがキシリトールを13ヶ月食べ続けた研究で、生後1歳でお口にミュータンス菌がいた子どもは、キシリトールを食べていないお母さんと比べて4分の1以下という研究結果があります。

 

☆矯正中の方☆

矯正中は、お口の中に複雑な装置が入り歯みがきが大変になりますが、キシリトールはプラークの付着を弱らせる効果もあります。

 

☆糖尿病の方☆

キシリトールは血糖値を上げにくい甘味料です。

糖尿病の方の食事にも甘味料として使われています。

 

 

キシリトールの効果についてご理解いただけましたでしょうか。

最後は、キシリトールの活用の仕方についてのお話です。

 

 

ガムやキャンディーはむし歯を作りやすい食品の一つです。

それをキシリトール製品にかえてみるのも一つの手です。

 

そして、キシリトール製品を選ぶときに注意してほしい点があります。

 

・シュガーレスを選ぶ

・キシリトールが高濃度(50%以上)

 

 

商品の成分表示を確認し、シュガーレス(糖類が0g)であること、

キシリトールの割合が50%を超えていることを確認してくださいね。

 

 

むし歯は、予防法が分かっている病気です。

キシリトールをぜひ利用して、むし歯にならない生活を送ってくださいね。

 

 

 

 

 

 

イラスト引用

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