平野歯科コラム

フッ素を上手に使ってむし歯予防! 〜そのフッ素効果的ですか?

2020.10.27

 

こんにちは!歯科衛生士の岡本です。

今年は寒くなるのがなんだか早く感じます。

みなさま、体調を崩さないように気をつけてくださいね!

 

さて、みなさんは歯磨きする時に、歯磨き剤(粉)を使っておられますか?

 

私が歯科衛生士の専門学校で学んでいた頃は、「お口のケア用品」のコーナーは今よりも狭く小さく、商品もとても少なく歯ブラシと歯磨き剤が数種類並んでいる…そんな感じでした。

 

今日ではスーパーやドラッグストアには、歯ブラシ、歯磨き剤(歯磨き粉)、洗口剤、歯間ブラシにデンタルフロスなどの「お口のケア用品」のコーナーの広さと商品の充実さに驚かされます。

『むし歯予防』、『歯周病予防』『口臭』いろいろな薬用効果、効能が書かれており、どれを選んだらいいのか…?と迷うほどです。

 

今回は、その中でも

『むし歯予防』の歯磨き剤のポイント

についてお話させていただきます。

 

 

 

 

 

『むし歯予防にフッ素』

 

これはみなさん聞いたことがあると思います。

 

今では、ほとんどの歯磨き剤にフッ素(フッ化物)が含まれています。(市場占有率90%以上)

 

フッ素(フッ化物)はこの3種類です

・モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP

・フッ化ナトリウム

・フッ化第一スズ

 

商品の裏や入っている箱などに成分が記載されているので、むし歯予防を目的とするならフッ素(フッ化物)が入っているのか、チェックしてみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがですか?フッ素(フッ化物)が入っていることが確認できましたか?

 

それではもう一つ確認していただきたいことがあります!!

 

 

 

 

 

それは

『どれくらいの濃度のフッ素』が入っているのか?

 

これがポイントです!

 

 

濃度がきちんと書いてあるものはOKです!

 

 

 

 

 

でも商品をみるとどこにも書いていないものも…??

 

これでは、どれくらいのフッ素が入っているのかわかりません…。

それは本当にむし歯予防効果があるといえるのでしょうか…?

 

 

 

 

 

例えていうなら…

健康のために果汁100%ジュースを飲んでいたのに、実は果汁2%のジュースだった…。

そんなイメージです。

 

フッ素(フッ化物)濃度は、日本においては薬事法により2017年3月に規制が緩和され上限1500ppmとなり、現在、大人用(15歳以上使用可)は1450ppm程度までのものが販売されています。

(それまでは1000ppm以下、市販のフッ化物イオン濃度は900〜950ppm)

こども用については、1000ppm以下になります。

 

 

そして、むし歯予防のフッ素の予防効果をきちんと発揮させるために大切なことが2つあります。

 

1つ目は、『歯磨きの後のうがい』です。

 

多量の水で、何度もうがいをしていませんか?

 

これでは、せっかくむし歯予防にフッ素を使っているのに、フッ素が薄まりすぎて予防の効果を発揮できません!

 

むし歯予防効果を発揮するうがい、それは

 

「10〜15mlの水で1回」です。

 

そうすることで、お口の中にフッ素を残すことができ、予防効果を発揮します!

 

2つ目は、フッ素を使って歯磨きをした後、

「最低30分は飲食を控える」ことです。

 

どうですか?

みなさんは上手にフッ素を選び、フッ素の効果を発揮させていますか?

 

特別なことをたくさん取り入れなくても、今やっていただいていることを少しだけ変えるだけでフッ素の効果を発揮させ、歯を強くすることができます!

 

 

 

 

ぜひ、フッ素を上手に用いてむし歯予防、むし歯ゼロをめざしましょう!

 

 

イラスト引用先http://www.shika-sozai.com/index.html(歯科素材屋さん様)

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