平野歯科コラム

6歳臼歯は歯の王様!!〜でも虫歯になりやすい〜

2020.11.14

こんにちは。歯科衛生士の原です。

すっかり秋ですね〜。我が家では、子供達が栗拾いに行ったので、家で栗ご飯を作り、食べ物から秋を感じました。

 

 

 

 

 

 

上の子供は、下の前歯が2本抜け、そろそろ永久歯が生えてくる時期です。

歯科衛生士という仕事柄、出来れば子供達には虫歯0で育って欲しい!!

 

そこで今回は、歯の中で、一番大切な6歳臼歯のお話をしようと思います。

 

何故なら、この歯は生えてから1年のうちに約50%の子供が虫歯になると言われているのですが、とても大切な歯なのです。

 

 

6歳臼歯って何?

 

お子さんが小学校に入る頃、乳歯の奥歯の後ろに、永久歯で一番大きく、噛む力が最も強い歯が生えてきます。

6歳臼歯の生える時期は個人差がありますが、6歳ごろを中心に4歳半〜9歳くらいまでに生えてきます。

 

  • 6歳臼歯のお仕事

 

この歯が生えてくることで、乳歯の時よりも噛む力がとても強くなります。

しっかり噛めることは、体にとって良いことばかりです。また、上下の歯の正しい噛み合わせを決め、正しい歯並びを決定づけるとても重要な歯です。

 

  • 虫歯になりやすい王様

 

*生え始めたのに気づかない

 一番奥に生えてくるため、生え始めたのに気づかないことがあります。

6歳臼歯が生える頃になったら、口の中を注意深く観察しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

*生え始めは磨きにくい

 6歳臼歯の生え始めは、手前の乳歯が高く、6歳臼歯が低いので段差ができ、歯ブラシが届きにくくなります。そのため、歯磨きが難しくなります。

 

  • 噛み合わせの溝が深い

 6歳臼歯は噛み合わせの溝が複雑で、深くなっています。そのため汚れやすく磨きにくいので、虫歯になることが多いのです。

 

 

6歳臼歯を虫歯から守るために必要なこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯医者さんでのケア

 

  • フッ素を塗る

 フッ素には虫歯予防の効果があります。生え始めの歯は歯の質が弱く、虫歯になりやすいので、フッ素を使い、歯の質を強くしましょう。

  • シーラントで保護する

 虫歯になりやすい噛み合わせの溝にフッ素入りの樹脂で溝を塞ぎ、溝の中が汚れるのを防ぎます。

詳しいシーラントのお話は2020年5月12日のコラムに記載しています。

  • 定期的に歯科検診に行く

 6歳臼歯は虫歯になりやすいので、3ヶ月に1回の検診で早めにチェックを行いましょう。

 

家庭でのケア

 

  • 家庭でも積極的にフッ素を使いましょう

 平野歯科では、虫歯予防に最も効果のあるフッ素洗口をおすすめしています。

  • 食事を規則正しくよく噛んで食べましょう

 一日3回の食事+1回のおやつを守り、ダラダラ食べは虫歯のリスクが上がります。

  • 歯磨きの工夫を

 仕上げ磨きの際には、歯ブラシを頬の方から斜めに入れて6歳臼歯の噛み合わせの面を小刻みに磨きます。

 

 

お子さんが虫歯なしで一生過ごせるように、ぜひメンテナンスに来てください!!

 

この頃から生えてくる歯は、すべて永久歯です。永久歯は生え変わることなく、虫歯になってしまうと辛い治療をしても、歯の寿命は短くなってしまいます。

 

6歳臼歯が生えて来てからの2年間、虫歯から守ることが出来れば、他の歯もほとんど虫歯になることはありません。

ここが虫歯予防の一番の頑張り時です!!

6歳臼歯を守ることから、歯の健康と予防の意識を一生に育てていきましょう。

 

イラスト引用先https://www.dental-sozai.com/(歯科素材屋さん様)

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