平野歯科コラム

バイオフィルムとは?

2021.01.13

 

 

こんにちは。歯科助手の細井と申します。

お正月の賑わいも過ぎ、いつもの日々が戻ってまいりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか?

 

 

さて、今回はお口の中の細菌についてお話します。

 

 

細菌の層

歯の表面を触った時にヌルヌルしていることはありませんか?

このヌルヌルが、粘性のある細菌膜「バイオフィルム」「プラーク」と呼ばれます。お口の中の細菌には善玉菌と悪玉菌があります。善玉菌は、歯がある人の場合500~700種類の細菌がいて、歯を磨かないでいると、細菌の数は1兆個、歯を磨いた後でも1000億個は存在するそうです。

 

「バイオフィルム」は歯磨き後8時間経った頃から歯の表面に細菌が付着して仲間を増やしていきます。そこから48時間後には急速に菌が成長し、72時間後には完全なバイオフィルムとなってしまいます。

 

 

 

こまめな歯磨きとメンテナンス

できたばかりのバイオフィルムはそれほど頑固ではなく、歯磨きで落とすことができます。食後に歯磨きをするように指導されるのは、頑固なバイオフィルムになる前に落とすためです。

 

歯磨きをしっかりしていれば、歯科に通う必要はないと思われている方も多いのですが、どれだけ丁寧に磨いたとしても、歯と歯の間、歯と歯茎の間、奥歯など磨きにくくバイオフィルムができやすい場所が必ずあります。

 

それらを除去するためには、定期的なメンテナンスが必須です。メンテナンスでは、歯磨きができているか、歯茎の状態はどうか、治療済の歯の状態はどうかをチェックしています。

 

メンテナンスに定期的に通っているから虫歯や歯周病にならないと誤解されている方もいますが、メンテナンスでバイオフィルムを除去しても、虫歯や歯周病ができやすい食事や生活習慣を見直さないと、また同じようにバイオフィルムができてしまいます。虫歯や歯周病予防はご自身でのケアも必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイオフィルムの除去で必要なこと

☆適切なブラッシングでプラーク除去

ゴシゴシと力を入れて歯磨きをすると、歯茎にかえってダメージを与えてしまいます。正しい歯磨きの仕方を覚えて実践できれば、虫歯や歯周病のリスクがグンと減ります。

 

☆歯と歯の間は歯間ブラシやフロスでケア

毎日、サイズのあった歯間ブラシやフロスできれいにしましょう。 

 

☆虫歯のエサになる糖質を控える

虫歯菌は糖質を原料に酸を作ります。

全く食べないのは無理なので、食べる量や回数に注意が必要です。

 

 

せっかく予防で取り除いたバイオフィルムが再び付着するのを防ぐためにも、次のメンテナンスまでの数ヶ月、ご自宅でのブラッシングや生活習慣の見直しのダブル効果で、きれいなお口の状態を保ちましょう。

 

(画像引用先:https//www.photo-ac.com photoAC様)

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