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•歯ぐきが下がってきて見た目が気になる
•歯ぐきがやせて、歯が長く見えるようになった
•歯の根元が露出して、しみたり痛んだりする
•矯正治療の後に歯ぐきが後退してしまった
このようなお悩みはありませんか?
通常は歯ぐきの中に隠れているはずの歯の根元が見えてしまう状態を「歯肉退縮(しにくたいしゅく)」といいます。
歯肉退縮の原因は加齢によるものだけではなく、20代・30代の若い方にも起こり得る症状です。
この症状は、自然に元に戻ることはなく、放置することで見た目や知覚過敏などのトラブルが進行してしまうこともあります。
また、歯肉退縮の治療に対応している歯科医院は限られており、「どこで治療を受ければいいのかわからない」とお悩みの方が多くいらっしゃいます。
当院では、歯肉退縮の治療に対応しており、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせた治療をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
費用
1歯につき 88,000円(税込)
結合組織移植術(CTG)は、移植した歯肉の色調が周囲の歯肉と調和しやすく、自然な見た目が得られる点が大きな利点です。
ただし、この治療では歯肉を分割して精密に移植する必要があり、高度な技術が求められます。
【予想されるリスク・副作用】
・喫煙されている場合、傷の治癒が遅れるほか、移植歯肉の定着が不安定になる可能性があるため、治療前後の禁煙を強く推奨しております。
・歯肉の採取と移植を行うため、上顎のドナー部位と、移植先の2カ所に処置が必要です。これらの部位には「シーネ」と呼ばれる保護材を使用し、術後は痛み止めも処方いたします。
・一度に採取できる歯肉の量には限りがあるため、ケースによっては数回に分けて手術を行うこともあります。
・術後に移植部位が腫れたり、痛みが出ることがあります。また、感染のリスクも完全には排除できません。
・これらの症状には個人差がありますが、多くの場合、腫れや痛みは2~3日程度で自然に軽快します。
・この術式は、他の歯肉移植と比較しても難易度が高く、熟練した技術が必要とされる治療法です。
・なお、本治療は健康保険の適用外となる自由診療です。
VISTAテクニックは、南カリフォルニア大学にて開発された、比較的新しい歯肉退縮の治療方法です。
この治療法は、患者様の口腔内の状態によっては、従来の方法よりも身体への負担が少なく、術後の見た目にも優れる可能性があります。
この手術は切開範囲が最小限で済み、移植部位への外科的ダメージも少ないため、回復を促す上で有効な方法とされています。
【予想されるリスク・副作用】
・喫煙されている方は、術後の傷の治りが遅くなったり、移植した歯肉が十分に定着しないリスクがあるため、禁煙を強くおすすめしています。
・歯肉の採取が必要なため、上顎と移植先の2カ所に処置が行われますが、それぞれはシーネと呼ばれる保護材で覆い、鎮痛薬も処方して痛みの軽減に努めます。
・一度に大量の歯肉を採取することが難しいため、症例によっては複数回に分けて手術を行うことがあります。
・術後に移植部位が腫れたり、痛みを感じることがあります。また、感染症のリスクもゼロではありません。
・腫れや痛みに関しては個人差がございますが、ほとんどの場合は2~3日で自然に治まる一時的なものです。
・この手術は他の歯肉移植術に比べて技術的に難易度が高く、保険適用外の自由診療となります。